ドワンゴが2019年3月13日、スマートフォン向けゲームアプリ「テクテクテクテク」について、
6月17日11時59分にサービスを終了すると発表。
「お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難」とのことから
2018年11月にサービスをスタートしたがわずか4ヶ月で運営の断念を決定した。
ドワンゴがこの日スマートフォン向けゲームアプリ『テクテクテクテク』について
6月17日11時59分をもってサービスを終了することを明らかにした。
昨年11月29日よりサービス提供しており、サービス提供から200日で終了することになる。
テクテクテクテク公式ツイッターアカウント↓
https://twitter.com/teku_4テクテクテクテクはポケモンGOのようにスマートフォンの位置情報をもとに
プレーヤー周辺の地図の「街区」(※道に囲まれたエリア)を塗っていくという
ドワンゴがチカラとお金をかけて開発したアプリゲームでした。
独自のAI技術によるARを活用し、カメラモードにすると現実の風景に
モンスターが自動合成し写真撮影ができるのも特徴となっていた。
自分が歩いた場所のエリアを塗りつぶしどんどん広げていくことができます
ポケモンGOにもハマっていた高須クリニックの高須院長もプレイしており
自身がキャラクターとしても登場している。
タレントの伊集院光さんもハマっており30年来の親友のようだと楽しんでいた
しかし開発や広告宣伝に莫大な費用がかかったにもかかわらずサービスを開始から売り上げが出なかった様子だ。
原宿には大々的に広告もされていた↓
カドカワとドワンゴの連結決算の数字を見るとテクテクテクテクは
8億をかけて開発し50億と予想していた売り上げが現実には900万円しかいかず大赤字だった模様。
同社では、「サービス開始以来、お客さまによりよいサービスを楽しんでいただけるよう尽力して参りましたが、
今後お客さまにご満足いただけるサービスの提供が困難である」と判断したとしている。
更にはカドカワが2月13日に業績予想の下方修正を行った際、その一因として、『テクテクテクテク』の不振をあげていた。
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